妊娠、出産、産後と女性の体と心は、目まぐるしく、ものすごいスピードで変化していきます。その変化についていかれなくなった時に、マタニティブルーだとか産後クライシスなどが現れたりするのですよね。
出産という大仕事を終えたママは、可愛い可愛い我が子との24/7の育児が始まります。母性本能バリバリの時期。体力も戻っていない、睡眠もとれていない、赤ちゃんの世話もする。
こんなに大仕事をして、慣れない赤ちゃんのお世話、を初めての事ばかりの事を一生懸命こなそうとしているのに、体も心も子供が生まれる前と生まれた後あまり変化のないパパ。
ママをいたわる気持ちもなしに、セックスだけは誘ってくる。断わる回数が増えてセックスレスになってませんか？
産後のセックスレスどう改善する？
ママはセックスする時間があるなら、ゆっくりお風呂に入りたい、体を休めたいのに。セックスをしたとしても、体が戻っていなくて、気持ちよさを感じない、痛みがある。赤ちゃんの事が気になってセックスを楽しめない。
断わる回数が増える原因ですね。ママの立場から考えると本当にこんなに忙しいのに、面倒。という気持ちもとってもわかります。
でも、夫婦の関係を上手く保つには産後のセックスレスの期間は短い方がいい。ママとパパが愛し合った結果、宿ってくれて、この世に誕生してくれた我が子。夫婦はセックスがすべてではないけれど、仲の良いママとパパを見て育つ子供は幸せですし、もしも二人目をと考えているのでは尚更の事。
パパの気持ちも考えてみましょう。パパは二人目を産んだらまたセックスできなくなる。二人目はいらないと思うかもしれません。セックスに限らず、誘いを断られるのは良い気がしませんよね。
それが愛を確かめる方法のセックスとなると、より一層「嫌いになったのか」「自分を否定された」など、不安な気持ちに。これが顕著に表れるのが、パパの赤ちゃん返り。
パパは「ママは自分のもの」と思っているので、赤ちゃんにやきもちを焼きます。中にはプライドが傷つけられて腹を立て起こるパパもいます。
何事もバランスが大切。いつもいつも断われるのは誰だっていやですしね。体が戻っていなくて、痛い場合はそのことをちゃんと伝えて、潤滑ゼリーを使うとか、挿入無しでもセックスはできます。無理をせずにお互いをちゃんと気にしているよ。という態度は夫婦円満のコツ。
セックスレスが長く続いている場合
まず、お互いがセックスレスだという認識を持つことと、そのことについて問題意識があることも話して、そのうえでどうすればいいかなど具体的な話ができると良いですね。あまり堅苦しい話にならないように、また相手を責めないようにするなど、雰囲気作りも大切。
どちらが悪いではなく、相手の思いを汲みながら話をしましょう。だだし、セックスレスを改善したい理由を2人目が欲しいからとはパパには伝えない方がいいでしょう。
問題を早く改善しようと、セックスを急かすと相手へのプレッシャーにもなるので、スキンシップから始めてみてはいかがでしょうか？触ることで、恋愛ホルモンの一つである「オキシトシン」が分泌されるので、夫婦の関係性も良くなっていくことでしょう。
コミュニケーションとスキンシップをを繰り返していくうちに、相手も自分も満たさていきますね。
セックスレスで二人目を妊娠するには
夫婦で話し合ったり、スキンシップを取ったりで徐々にセックスをする回数も増えてくると思います。月1回でも2回でもセックスをするタイミングがあれば妊娠も可能です。基礎体温を測るとか、妊娠しやすいタイミングでセックスをすれば数少ないセックスでも妊娠は可能。
ママがまだ一人目を授乳していて、生理が戻ってきてないとか、あとは、一人目のお子さんとどの位の年齢差にするとかも考えないといけませんね。いろんな状況を考えながら、すぐに妊娠するとは限らないので、少しずつセックスに慣れ、体も葉酸を取ったりして、妊婦になる準備を進めていけたらいいのではないでしょうか？
また1回のタイミングで妊娠するママもまれにいますので、回数が少ないからと心配する必要はないですよ。パパとママがまたお互いの事を認め合って、思いやりを持っていけばきっとまた赤ちゃんをさずかることができますよ。
まとめ
産後の女性は本当に体も、心も必死です。我が子のために、パパのためにと頑張るママ。セックスレスになるカップルも沢山いますが、自分たちの将来、子供の将来を考えると、やはり夫婦仲良くが一番ですよね。
そして、その表現の一つがセックスであることには間違いないのです。ママは忙しく、子供の事が、自分の事よりも、パパの事よりも一番になります。当たり前の普通の事です。
ですが、その大事な愛おしい、子供が出来たのはパパとママが愛し合ったから。そのことを忘れなければ、またセックスは素敵なものになります。
マンネリ化が気になるのであれば場所を変えたり、時にはベビーシッターに子供を預けて二人の時間を取り戻すことも時には必要かもしれませんね。
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