妊活知識

子供が欲しいのになかなか出来ない。そんな状況や体質を改善しよう。

「定期的にセックスしているのに、何でなかなか授からないんだろう?」「私、不妊症?」そんなことを思ったりしてませんか?早く赤ちゃんが欲しいのに、出来ない。周りはどんどん妊娠していき、置いていかれている様な気持ちになっていませんか?

何が原因かがわかればそれを改善すればいいだけです。ママになるための体作りをしていけばいい。焦りは禁物ですが、早い段階で改善して、授かれるようになりたいですね。

子供が欲しいのに出来ない

まずは原因があるかないのか、見ていきましょう。不妊の原因は、主に5パターンがあります。その中でも排卵因子、卵管因子、男性因子が特に多く、不妊症の3大原因ともいわれています。

  • 分泌・排卵因子:ホルモンバランスの乱れなどから、排卵や着床、妊娠の維持に障害がある状態。
  •  卵管因子:卵管に異常が見られ、卵子や精子が詰まりやすい状態。
  •  子宮因子:子宮に異常が見られ着床しにくい状態。
  • 男性因子造精機能障害や勃起障害など、男性機能に障害がある状態。
  • その他:子宮内膜症や黄体機能不全など。

不妊治療カップルの1割から2割が検査をしても原因が見つからない原因不明不妊症とされますが、これは加齢による卵子や精子の老化などが関係していると考えられています。

月経周期の卵胞期から、排卵期にセックスをしない限り妊娠には至りません。

  • 排卵期にセックスしているか?
  • 排卵は起こっているのか?
  • 子宮の病気や性病の疑いはないのか?

基礎体温は、「低温期」「高温期」に分かれます。排卵日は低温期から高温期に移行するあたり。月経周期の中で体温がポトンと落ちるときが排卵日。気を体温を測って自分の波を知りましょう。

大きな温度差はないこともありますが、体温が下がることは確実ですので、毎日毎朝基礎体温のグラフをつけることは妊活の第一歩です。

排卵がうまく起きていない時は月経不順や無月経の可能性があります。妊娠していないのに3か月以上生理がこないのは「無月経」です。「月経不順」は一般的に言われている28~38日間隔の月経周期より短い周期、長い周期で、生理が来ることです

月経不順や無月経になる原因はいろいろですが、ストレス、栄養不足なども原因の一つです。

妊娠に向けた体づくり

パパ、ママ共に禁煙

不妊症の原因の13%が喫煙とされています。またどちらかが喫煙をすると妊娠率が半分に低下します。

規則正しい生活をする

食事は1日3回ちゃんと取り、ダイエットは禁物。出来るだけ朝同じ時間に起きて、規則正しい生活を送りましょう。ダイエットは禁物ですが、痩せすぎ、太りすぎもよくないので、適正体重をキープするためにも運動も少し取り入れるといいですね。

また、睡眠も十分に。睡眠不足は視床下部への悪影響があり、ホルモンのバランスの乱れを引き起こす原因になります。冷えは血行を悪くし、卵巣機能の低下を招いてしまうので、下腹部を冷やさないことも大切です。

女性ホルモンの材料となる良質なたんぱく質、良質な脂質(動物性脂肪、トランス脂肪酸はなるべく避ける)をしっかりとるようにしましょう。ビタミンEも、卵子の質を良くすることが期待できるためおすすめ。

食事ですべてを取ろうとすると難しいこともあるので、プレ妊婦さん用のマルチビタミンを取ることもお勧めします。また葉酸を摂取することで、赤ちゃんの「口唇口蓋裂」などの障害発症リスクを減らすことができます。

妊活を始める前からでも始めるのがいいでしょう。葉酸は意識的に摂取しましょう。何から始めていいのかわからないときは、葉酸からがお勧めです。

女性ホルモンはストレスに影響を受けやすいので、出来るだけ生活の中でリラックスする時間をとりましょう。読書でも、散歩でも、ストレスを発散できる方法を見つけコントロールすることも妊活では大切な事です。

婦人科検診などを定期的にうけ、子宮の病気がないのか、確認しておきましょう。子宮や卵巣、月経状況やホルモンバランスに問題がないかを受診しましょう。

もしも、基礎体温も何か月かつけているならそれも一緒に持参するとより詳しくアドバイスがもらえると思います。その時に婦人科で検査できるか一緒に聞いておくといいのが、風疹や麻疹の抗体検査です。早産や流産の危険が高まったり、胎児に悪影響を及ぼしたりしますので、妊娠する前に一度検査をうけ、必要であれば予防接種を受けてください。

まとめ

改善というと、とても堅苦しい感じですが、規則正しい生活を心がけるだけでも、体は整ってくるのではないでしょうか?あまり、無理をするとこれもストレスになってしまうので、少しづつやっていきましょう。

焦りは禁物ですが、ある程度の期間、妊娠できない場合は一人で悩まず、一度婦人科を受診してみてくださいね。ママだけの問題ではないかもしれないので、出来たらパパも一緒に受診されるといいですね。専門家からのアドバイスで少しでも1日でも早く授かれることをお祈りしています。

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