妊活知識

高齢出産のリスク、障害があったら、ダウン症だったら後悔する?

女性が社会に出て働くと、どうしても結婚から遠のいてしまったり、出産が遅くなったりしますよね。自分のキャリアを積んでから、、、と思っている女性が多くなり、いざ妊娠出産となったときに高齢出産になることも少なくありません。

高齢出産というと染色体の異常でダウン症の確率が上がるということをよく聞きませんか?大丈夫かな?と心配しているママもいると思います。卵子は精子と違って毎回作られるわけではなく、女性の体内にあり、毎月排出されるのです。ですから、女性が年齢を重ねるごとに卵子も歳をとる。卵子の老化から染色体異常が起こりダウン症などの障害が起こるのです。

もし、妊娠をと考えているのなら、出来るだけ早い時期に妊活を始めた方がいいと思います。まずは葉酸を取ることから!過剰に心配する必要はないですよ。

障害があったら、ダウン症だったら後悔する?

こういう問題はとても難しいことだと思います。でも、絶対に後悔してほしくない。障害がでるかもしれない、ダウン症かもしれないという思いで、妊娠出産をあきらめてしまうのですか?

本当によく考えてくださいね。妊活できるのは、妊娠できるのは「今」だけかもしれません。障害やダウン症を恐れる前に、もしかしたら、授かれないかもしれない。

ダウン症の確率は40歳で約1/106。これを多いと思うのか、少ないと考えるのかはあなた次第。もちろん20代後半から30代前半の確率とは大きく違いますが、私は「少ない」と思った一人です。

すべては考え方次第だと思うんですよね。106人に1人、105人は大丈夫、我が子は105の方に入る。大丈夫。と思えばいい。一人一人その数値は違うのです。もしかしたら1/200かもしれないし、1/90かもしれない。それはトリプルマーカーやクアトロテストというダウン症の確率テストを受けてみないとわかりません。

以前の記事にも書いたのですが、私はアメリカで子供たちを産んたので、状況がちょっと違うかもしれません。トリプルマーカーやクアトロテストというダウン症の確率検査は私が通っていた病院では基本健診に入っていました。35歳以上になるとこの検査を受けても数値的に引っ掛かり羊水検査対象になるので、初めから勧められませんでした。受けるのならば初めから羊水検査を勧められます。

36歳の時(第3子)は確率検査も羊水検査も受けませんでした。この子は、ずっと避妊していた時期もありますし、なかなか授かれなかった子。7年ぶりに授かった子で思いは特別でした。どんな子でも産んで育てると主人の方が強く思っていましたし、私も同じ思い。39歳(第4子)の時は、考えて考えて、医師、主人とも話し合いをしましたのち、先生にお願いしてクアトロテストと羊水検査の両方をお願いしました。この選択をするのも、かなりの勇気が必要だったことを思い出します。

それは初めから産むつもりなら、受ける意味はない。私はどんな子でも受け入れる。と意思は固まっていたので、第3子と同じように受けるつもりはありませんでした。ダウン症かどうか調べるために羊水検査を受けるのが嫌だったのです。その結果で私や主人の気持ちが揺らぐのも嫌だったし、羊水検査にだって感染リスク、流産のリスクはある。

医師と主人の意見は産むとわかっていても、もしもダウン症であるならば妊娠中から情報を入れたり、心の準備が出来る。出産する前から準備ができる。という意見。その意見に納得して、39歳(第4子)、40歳(第5子)の時は羊水検査を受けました。

39歳の時のクアトロテストの確率の結果は、数値自体ははっきり覚えていませんが、先生から35歳ぐらいの確率といわれていたので、1/385ぐらいだったんだと思います。39歳の平均確率は1/137です。その結果の事もあって第5子の時も羊水検査は受けましたが、絶対に大丈夫。と言い聞かせていました。

日本ではあまり医師から羊水検査や出生前診断は勧められないと聞いたことがあります。いろんな意見や倫理上の問題だとは思いますが、知る権利もあると思います。もしも迷っているのであれば、医師に相談することも必要ですし、下記にリンクバナーを貼っておきますが、採血のみで検査が可能なクリニックもあります。

 

下記の表は載せておきますがこれはあくまで参考程度にしてください。一人一人違うということを覚えておいてくださいね。確率をリスクを下げるためには葉酸だったり、DNAを活性化させるサプリを早いうちから取り入れることもお勧めします。

まとめ

いかがでしたか?なかなか話しづらいことをお伝えしました。トリプルマーカーテスト、クアトロテスト、羊水検査は出生前診断と呼ばれ賛否両論。医師や病院によっては初めからこれらのテスト、検査の説明をしてくれない病院もあります。

羊水検査なんか受けてどうするつもりだったの?ということをアメリカ人の友人に言われ罪悪感に打ちのめされたこともあります。

障害はダウン症だけではありません。生まれてきてからわかる障害も沢山あります。健康に生まれてきても、事故や病気で障害が残ることもあるかもしれません。情報を沢山集めて、沢山悩んで、赤ちゃんとママとパパに最善な選択が出来るといいですね。

 

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