公園で見かける親子だったり、保育園の保育参観などでママたちと話をしてみると本当に最近は一人っ子って多いんだなぁ。と実感しています。私の幼少からの友人達も子供は一人のところが多い。うちは子沢山なので、いつも驚かられますが、2人目は実は私はあまり乗り気じゃなかったのです。
それぞれ一人っ子の良さ、兄弟を持つ良さはあるので、一概にはどっちがいいよ。とはお伝え出来ませんが、それぞれについて、いろいろな面から見ていきましょう。
一人っ子はかわいそう?
そんなことをよく聞きますよね。これって子供が少しずつ大きくなってきて本人がどう思うかなんじゃないかなぁ。と思います。
親からの視線だったり、子供からの欲求をすべて受け止めてあげられる体制でいるので、子供は心豊かに落ち着いて育つのでは?という一方
たくさんの愛情で育てることはすばらしいことですが、目が行き届きすぎて過干渉にもなりかねないですよね。兄弟がいれば分散される干渉が、全てひとりの子供に注がれる環境になってしまいます。一人でできることでも親がやってしまったり、ということも多いのではないのでしょうか?
転んで学ぶこと、失敗から成長することもあるのです。
反対に子沢山だと、ママはいつも話を聞いてくれない。とか、一人でゆっくり集中したいのにできない。ということもあります。
二人目の事をママとパパはどう考えているのか?
妊活をする、しないはママとパパで決めること。周りが「もう一人産んだら?」とか「一人っ子は可哀そうよ」なんて言葉に傷つくこともあるかもしれませんが、気にしないのが一番です。
私は子供は3人欲しいと思ってましたが、1人目の出産がとても大変だったので、もちろん初めての事ですしわからないことだらけの上、本当にうちの母もこの子どこかおかしいのじゃないのかしら?ってくらいに泣いて、泣いて寝ない子だったので、「赤ちゃんってこんなに泣くの?」「ほかの赤ちゃん泣いてないけど。。。なぜ?」外出もできないくらいでした。
なので、こんな状況でまた2人目なんてことは私は全く考えられなかった。これはのちにある母親セミナーに行って、なぜ泣くのか、母親の体内の中にいたときの記憶がある赤ちゃんがいるそうで、出産が大変だった赤ちゃんがその時の辛さを覚えているということを聞いたのです。
恐怖心などがら寝ない、ひどい泣き方をする事もあるという話を聞き、私の出産は陣痛促進剤から陣痛に耐えて、さぁ、ここから本番という時に胎児の心拍数が急激に下がり、赤ちゃんの生命の心配も出てきて、本当にバタバタと緊急帝王切開。
この子は本当にきつかった中、生まれてきてくれたんだ。怖かったんだ。と自分の腑に落ちて、それ以降落ち着いて、赤ちゃんの世話をすることもできましたし、次の2人目を考えられるようになりました。
少し話はずれてしまいましたが、きっと妊娠中のつわりがひどかったママや安静に入院しなければいけなかったママ、私の様に帝王切開を経験したママはすぐに2人目を「前向きに考えられない」ということもあるのではないでしょうか?
出産とは命がけで行う人生の大仕事。そして出産で終わりではなく、そこからがスタートなのです。手のかかる赤ちゃんを育てながら、二人目を考える余裕もなかなか芽生えてこないかもしれないですし、経済的な事を心配して、早くに職場復帰することも2人目を遠ざける要因の一つかもしれないですね。
自分が育ってきた家族環境
自分が生まれ育ってきた環境も家族を持つときに影響するかもしれないですね。3兄弟で育っていい想いでしかないから、子供は3人欲しいとか、一人っ子で育ってよかったことばかりだから一人でいい。など。
私は3兄弟でしたので、3人は欲しいと思っていました。パパは、4兄弟ですが、小さいころに一番上のお姉さんを事故で亡くしている体験もあってか、子供の数は2人以上といってました。何かあったときの事も考えているようでした。
後悔しない子作りプラン
今は晩婚化も進んでいます。2人目を考えたときに高齢出産になるかもしれません。ママや胎児へのリスクもあることを覚えておきましょう。
例えば産後直後でいまは2人目の事を考えられないとしても、実際自分の人生において、家族を築いていく上で、子供は何人欲しいのかを考えていた方がいい。女性には妊娠できるタイムリミットがあります。欲しかったのに、出来なかった。ということがないように。
今は考えられなくても、2人目をと考えているのであれば、葉酸を飲み続けておくとか、その時が来る準備をしておいた方がいいです。
まとめ
子供はいればいるほど素晴らしいという事はないです。子供がいなくても、1人であっても5人であっても「どういう人生を送っていきたいか」「どんな家族を築きたいのか」だと思います。
ただ覚えておいて欲しいことは、女性にはタイムリミットがあるということ。欲しいと思った時にできない。という悲しいことにならないように、プラン通りにはいかないかもしれないけれど、考えて置いたり、準備しておきましょう。
子供は授かりものです。思い通りに行かなかもしれません。沢山の奇跡の末、あなたのお腹に新しい生命が宿るのです。
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