年齢によって女の子が生まれやすいとか、男の子が生まれやすいとかあるのでしょうか?女性ホルモンのピークは25歳。その頃がもっともアルカリ性になっているので男の子が生まれやすい。
30歳過ぎてからは女性ホルモンのピークを過ぎて酸性になってくるので女の子が生まれやすい。なんてことを聞いた事がありました。
でもそれってどうなのかな?っていうのが本当のところ。年齢で性別が決められるのなら、最近は高齢出産が多かったりもあるので、女の子だらけのはず。
でも、そう言う風に言われるには何か理由があるのではないかと、調べてみました。
産み分けとはちょっと違ったところから、見てみます!
女の子が生まれやすいママとパパは
高齢出産の陰には、女性の社会進出や晩婚化が良くあげられてます。そして、必ず言われることは、高齢出産になると女性の方に対しての、妊娠の可能性の低下。その理由として、卵子の老化が挙げられています。
パパの年齢は関係ある?
でも、いつも思うのはパパの精子は大丈夫なの?っていうこと。精子はその都度作られるから、という説もあり。そして、60歳を過ぎてからお父さんになる男性もいらっしゃいます。
年の差婚というのも流行り?というかよく聞きますよね。年齢を重ねた男性が若い20代の女性と結婚する。一回り12歳以上年齢が離れているカップル。子作りには問題はないのか?
精子はその都度作られるから男性はいつになっても、何歳になっても子供を作ることが出来ると信じている方も多い印象です。
実は男性の一部には35歳から卵子を活性化させる力が落ちる。精子の力量が落ちることがあるらしい。不妊に悩んでいるカップル。女性側に何かあるのでは?と思われがちですが、不妊に悩む男性がこの一部、精子の力が弱い男性になるということです。
一部の男性に限らず、男性も歳をとるごとに妊娠させづらくなる。というのは本当の事のようです。
そして高齢の男性は「男の子」を作りにくくなるというのです。
染色体を女性はXX、男性はXYを持っている。X+Xで女の子、X+Yで男の子具合で生まれてくる赤ちゃんの性別はパパの精子で決まる。
精液中のX精子とY精子は1対1ではない。なぜかY精子のほうが5%ほど多く、そのため新生児は男子のほうが少し多い。厚生労働省の人口動態統計によると、2012年は女子が50万5450人に対し、男子が53万1781人出生しています。
50代半ばになると精液中のX精子とY精子の数が同じになり、それ以降はどんどんYが減っていく。このことから、高齢の父親の場合には、女の子が生まれやすくなるという説があるのです。
女性だけでなく、男性も子作りのタイムリミットを少し意識しなければいけないということがわかりました。精子の力を強くするために、ケアも必要ですね。
- 禁煙
- ぴちぴち下着は履かない
- 熱い長風呂はほどほどに
- 禁欲はしない
- 膝の上に載せてのノートPCの操作は控える
など、パパも精子のケアを!
ママの年齢との関係
では、ママの年齢によって生まれる性別の割合は変わってくるのでしょうか?
一般的に言われている性別の割合は、男の子対女の子105対100で、男の子が少し多いということがわかっています。これは、国・地域、時代を経てもあまり変わりません。平成23年人口動態調査のデータでは、男の子の出生数が538,271人、女の子が512,535人ですので、やはり105:100の割合。
では、出産したママの年齢別に男の子、女の子の割合を見てみましょう。ママが20代の場合、やはり男の子の方が多い。一方40代では、男の子の数が若干減り、女の子の数が増えます。特に40代後半以降になると、男の子と女の子の数が逆転。このように、高齢出産では女の子が生まれやすいということは事実のようです。
女の子が生まれやすいのにはストレスも関係ある?
妊娠する数週間か数か月前に、家や職場でストレスがかかると女の子を授かりやすいっていうのが研究で分かったそうです。2001年に起こった9・11同時多発テロのあとや、ニューヨークでは男の新生児の数が急に減ったとのこと。また、1991年ベルリンの壁の崩壊後の混乱のあと、東ドイツでも男の子の出生が減りました。
ストレスを感じるとコルチゾールが多く分泌されるのですが、妊娠前にコルチゾールレベルの高い女性の50%は、女の子を産みやすいそうです。フロリダ州オーランドの学会の報告でも、ストレスの高い女性は、ストレスが低い女性よりも、75%も男の子を産みにくくなると指摘されました。
英語ですが、イギリスのオンライン情報誌「mail Online 」の記事を参考にしました。
まとめ
実践的な産み分けではないですが、女の子を授かりやすい年齢や、パパの精子の力、そしてストレスにより女の子が授かりやすい。と言う研究結果。
妊娠するということは本当に奥が深くて、解明されていない事が、いっぱい。妊娠することは本当に奇跡ですね。私たちはその奇跡に挑戦しているのですね。
希望する男の子、女の子を授かれますように!
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